KEY POINTS

13羽の天使が選んだ
13人の人間の中から
神となる者を選ぶ。
期限は999日。

神候補に選べる人間は、
生きる希望を無くした者や
生きる意味を
見出だせない者。

天使は人間に
天使の道具を渡せる。
それは階級により
以下のように決まっている。

特級:[翼][赤の矢][白の矢]
1級:[翼][赤の矢]
2級:[翼]or[赤の矢]

【天使の矢】
◆赤の矢
刺された人間を33日間だけ
自身のことを好きにさせられる。

◆白の矢
刺された人間は必ず死ぬ。

赤の矢
白の矢

【天使の翼】
目に見えない速さで
飛ぶことができる。

天使の翼

神候補以外の人間には
天使の道具は見えない。

【翼】は【矢】よりも
速く飛ぶことができる。

神が決まる前に
天使の道具を返還すると、
返還した人間は死んでしまう。

天使は自分の神候補が神に選ばれたら、
天使の業を終えて神のそばで
穏やかに生きることが許される。

神候補は
相対的に恵まれた環境なのに
自殺率が高い日本国内の人間から
選ばれている。

死んだ神候補の
天使の道具は、
他の神候補が
貰うことができる。

その者を殺した者、もしくは
その者に赤の矢を刺していた者が
優先される。

天使は神候補に
自分の矢や翼を使って
直接的な影響を
与えてはならない。

【天使の翼】
自力で持てる分の重量までは
飛ぶ速さに影響しないが、
人間は1人までしか運べない。

[赤の矢]は、
同じ人間には一度しか効果がない。

[赤の矢]が刺さっている場合、
他の[赤の矢]は刺さらない。

[翼]で見えない速さで飛びながら
[矢]を放つことはできない。

[矢]の射程距離は31.6m。

連結して放つと、
飛距離は倍になる。

同種の矢は2本以上同時に放てないが、
[赤の矢]と[白の矢]はほぼ同時に放てる。

[赤の矢]は同時に
14人までの人間に刺すことができる。

[赤の矢]を刺してからであれば、
天使の道具を神候補ではない人間に
渡すこともできる。

渡せる期間は
[赤の矢]が効いている33日間。

[赤の矢]を所持している人間に
赤の矢を刺した場合、
自身に赤の矢を刺すように
命令することはできるが、
後に刺した矢の効果が上回る。

刺された者が死亡した場合、
刺した[赤の矢]は
持ち主に返還される。

天使の道具は
人間の創造物に影響されないが、
天使の道具同士は影響し合う。

人間の創造物を使って
神候補を殺した者が
神になることも可能。

天使は昇格が可能。
昇格には何の規定や試験もなく、
何かに際立った天使が昇格する。
降格することもある。

神は、全人類の神選びに
関する記憶を消し、
神選びをなかったことにできる。
その上で、神候補だった者に
[翼]や[矢]を与えたままに
しておくことも可能。

神自身は
[白の矢][赤の矢]を
何の制限もなく使える

原則、人間は天使に触れられず、
天使も人間界のものには触れられないが、
ナッセだけは人やものに直接触れることが
できる特別な力を持つ。

[白の矢]は、放った者が死んだ後でも
0.15秒以内であれば有効。